
デザイン部門パワー本部(仮)について- 14号
『週刊 デザインの現場』は、やっている仕事の途中経過や考えていることのメモ書きなど、heyのデザインチームの現場をできるだけ毎週お届けします。基本的に Head of Product Design の ide が書いてますが、今回はarakiとktが書いてます。
小噺
ide「最近寝る前のヤクルトをはじめました」
araki「お。1000ですか?」
ide「いや、見つからなくて200を...」
araki「200, 400, 1000って何の数値なんだろう」
ide「...シロタ株?...の数?みたいな?わからん」
araki「実はわたし1000を定期購入していますマウント発動」
ide「ブルジョワめ...やっぱ1000効く?」
araki「...とりあえず美味しいことは確か」
デザイン部門パワー本部(仮)について
こんにちは。デザイン部門長の荒木です。今回はheyのデザイン組織でもようやく外部の方のお力を借りていかねばならぬというお話です。
これまで私たちは社外の方にデザインのお仕事を依頼するのがとても下手くそでした。お願いの仕方やディレクションが下手というよりも、スケジュールや依頼フォーマットなどそれ以前のフローが整理されておらず、結果として毎度時間切れで依頼できないといった類の下手さです。
結果としてそれなりに社内にデザインリソースを抱えるようになりましたが、ふと思うわけです。これだけデザイナーがいたら選択と集中でより大きな成果が目指せるはずでは...?
これまでやってきた仕事にどうでもいい仕事がたくさん含まれていた、という意味ではありません。どの施策にも120%デザインを介入させようとするのは不可能です。今いるデザイナーでやるべき仕事、そもそもやるべきではない仕事、そして他のデザイナーを頼るべき仕事があり、その第三の選択肢をきちんと整備すべきという話です。
デザイン業務は大きく2つに分けられます。
- 変数的業務:デザイン対象となるフィールドが広く抽象的、着地点や成果の不確実性が高く、着地点を見定めること自体に意味があるもの。
- 定数的業務:デザイン対象となるフィールドが狭く具体的、決められた着地点に向かうこと自体に意味があるもの。
まず、今回パートナーの方にお願いを始めるのは定数的業務の方です。不定期に発生するこれらの業務を都度お願いできるような仲間を探したいと思っています。副業やフリーランスとして活動している方を想定しています。
変数的業務には膨大なインプットと密なやり取りが必要となり、現時点ではすぐにお願いするのが難しいと考えています。ここは数ヶ月や1年単位といった、継続的な関わり方を探す準備を始めているところです。
そもそも変数的業務は次第に複数の定数的業務に分岐したり、ハッキリ線引きできないところもあり、境界線というよりはグラデーションがあると思います。私たちも単発の副業依頼のような形ではなく、一つのチームとして私たちと複数人で関わってもらえるような状態を目指したいと思い、現時点では「デザイン部門パワー本部(仮)」という非公式な組織名が今回のプロジェクト名となっています。
すでに実験的にお願いをはじめてみているフェーズなので、もし興味のある方がいたらお気軽にご連絡ください!私のTwitterアカウントにDMとかでも大丈夫です!
みんな...オラにパワーをわけてくれ...!