デザインOps室のお仕事 - 12.13合併号

デザインOps室のお仕事 - 12.13合併号

『週刊 デザインの現場』は、やっている仕事の途中経過や考えていることのメモ書きなど、heyのデザインチームの現場をできるだけ毎週お届けします。基本的に Head of Product Design の ide が書いてますが、今回はarakiとktが書いてます。


kt「最近SlackでちょくちょくBlenderの作品上げてますけど、あれは何ですか?」

araki「デザイナーの石橋さんが前にキャラクターのイラストを描いてくれたことがあって、しばらくアイコンに使わせてもらってたんですよね。1年ぶりくらいにBlender熱が復活したのもあって、ちょっと遊んでみてます。」

kt「遊び...」

araki「本職の人から見たらほんと完全に遊びです。#Blender初心者 タグとか覗くとインフレ凄いよ 笑」

kt「モチベーションというか、どこに向かってやってるんですか?」

araki「えっ、どこに向かってるんだろう。何にも考えてない...」

kt「...先生の次回作にご期待ください」

デザインOps室のお仕事

こんにちは、デザイン部門長のarakiです。heyのデザイン部門には、プロダクトデザイン本部、ブランドデザイン本部の他に、デザインOps室が存在します。

デザインOps室は私を含む2名という小さなチームです。直近1年は最優先事項である採用とその広報にほとんどのリソースを使っています。その甲斐もあって、採用についてはできることや分かることの解像度が上がり、当初の予定通りのペースでチームの強化ができるようになりました。嬉しい。

一方で、人が増えると組織も整備しなければいけません。この辺は正直Opsとしてうまく手が回っていません。もちろん、各マネージャーをはじめ、それぞれのメンバーが積極的に行動してくれていますが、いつの間にかデザイナーの数も約25名規模になり、各個人のがんばりや善意など個別最適で成立していたこれまでの組織を、そろそろ見直す必要があると感じています。

人数を変えずに、成果を倍にするには?

「もし今以上に人数が増やせない時、それでもチームの成果を2倍、3倍にするにはどうしたら良いか?」

4月にideがVPoPDとなり、改めて組織や人の役割を整理していく中で、Opsの課題設定として個人的に一番わかりやすいと感じたテーマです。Ops関連の記事やデザインプログラムマネージャーのお仕事的なものは割と読んだりしているのですが、正直なところ扱うテーマの粒度がバラバラで、結局heyではどうしたらいいんだろうな?と思っていたりしたので、ようやくスタートラインが見えたなという印象です。

このテーマを見つけてから、例えば

  • もしオンボーディングに必要な時間を半分に短縮できたら?
  • 異なるプロダクトへの理解を1週間で完了できる方法は?
  • 他の組織の情報を効果的にインプットできる方法は?
  • 組織の中で定期的に繰り返し質問されていることは?

などなど、具体的なアクションが次から次に湧いてきています。やってないこと多すぎ。やっぱり適切な問いって大事ですよね。

heyにおいて、デザイン組織が果たすべき役割は、プロダクトのことを考え抜いて、爆速で磨いて顧客に満足してもらい、事業を成長させることです。

デザイナーがそこに集中できるよう、真のデザインOpsとしてしばらく仕組みづくりなど頑張っていこうと思います。また具体的にいくつかの施策がうまくいったら共有しますね。

おわり。